目次
背景
- プロジェクトをするあたって、4つのPが大切だなと改めて感じた
- マーケティングの4Pみたいな形で、プロジェクトの4Pかもしれない
4Pとは?
- Policy, Problem, Plan, Performの頭文字をとった言葉
- プロジェクトの推進に最も必要な概念として4Pを定義した
- PDCAとの違いは、PolicyとProblemが焦点を置いている点にある
- 理由は、計画も実行もPolicyとProblemの前提が明らかに大切になるため
4P
Policy(ポリシー)
プロジェクトの方向性を定める
- ポリシーは、プロジェクトの基本的な方針や方向性、原則を定めるステップ
- 全体の方向性を統一し、チーム全員が同じゴールを目指すための基盤つくる
- 組織のミッションやビジョンに基づき、プロジェクトの背景や目的、目標を明確にする
例: 「顧客満足度を最優先とし、高品質なサービスを提供する」というポリシーを策定。
Problem(課題)
解決すべき問題を特定する
- プロジェクトが対処すべき具体的かつ解像度高く課題や障害を明らかにする
- プロジェクトの焦点を絞り、効果的な戦略を立てるために不可欠
- 分析や調査を行い、内部および外部の解決できる課題を洗い出す
例: 市場シェアの低下が課題であることを特定。
Plan(計画)
具体的な行動計画を立てる
- 課題が明確になったら、それを解決するための戦略と詳細な行動計画を策定する
- 目標達成に必要なタスク、スケジュール、リソース配分などを具体的に決める
- SMARTな目標設定(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)を用いて計画を立てる
例: 「6ヶ月以内に新製品を開発し、市場シェアを10%向上させる」という計画を立案。
Perform(実行)
計画を実行に移す
- 策定した計画を実際に実行する
- チームを編成し、各メンバーにタスクを割り当て、プロジェクトを推進する
- 定期的な進捗確認とフィードバックを行い、必要に応じて計画を調整する
例: 開発チームが新製品の設計と試作を開始し、マーケティングチームがプロモーション戦略を展開。
まとめ
プロジェクトの4Pは次のポイントを抑えたFWとなる。
- 一貫性のあるポリシーの策定
- 組織全体の方向性と一致したポリシーを設定
- 正確な課題の特定
- 深掘りした分析で真の課題を明確化
- 実行可能な計画の立案
- 具体的で測定可能な目標を設定
- 効果的な実行とモニタリング
- チームの協力体制を整え、進捗を常に把握